椎間板ヘルニアの治療

従来の「飛び出た椎間板を切り取る」方法では、椎間板をむやみに減らし、歳をとった時に狭くなった椎間板がまた痛み始めるかもしれません。

重症な場合でない限り当院では「飛び出た髄核を元に戻す」治療が身体の将来を考えた治療だと考えます。10分、15分の手術に比べたら時間はかかりますが問題を先送りにせず、今きちんと治す事が大切です。通院は週1の治療で5回。多くて10回程度の通院 が目安です。

ヘルニアになる人の特徴

①肉食・油物をよく食べる
②甘い物・冷たい物・コーヒー・アルコール・乳製品を過剰に摂取
③夜更かしをする
④シャワーばかりで湯船につからない(下半身を冷やす状態の人)

このような生活が続き、左右の腎臓が弱ると腰椎を前方に引っ張る筋肉も弱くなり、姿勢が悪くなってきます。
便の停滞が起こり腰椎の4番5番目の筋肉が硬くなって腰椎を後方に引っ張ります。

2つの筋肉がアンバランスの為、腰椎は異常な後湾を強いられ、押されるように髄核も後方し、その状態で重い物を持ったりすると髄核が飛び出し脊髄を刺激します。

椎間板ヘルニアの治療

①体調や体質に合わせた漢方
②補助食品で腸内環境を改善
③早寝早起き
④湯船で半身浴、靴下を履いて下半身を保温する。

これらを実行すると腰腸の筋力が回復し、腰椎のカーブが正常になると髄核も自然と椎間板の中へ戻ろうとします。

変形したヘルニアが飛び出し、脊髄を圧迫
治療前
飛び出していたヘルニアが椎間板内に戻っています。
治療後

そこでBVMテストを行い矯正方向を調べ、上下の椎体を一瞬、反対方向へ回転させ、椎間板を 緊張させる事により髄核を元の位置に戻します。

投稿者: ban